よくある質問
- 後期高齢者(例えば90歳の方)に、リハビリは必要なの?
一般的に、高齢者リハビリテーションの理念は『身体的および精神的な機能回復を最大限に図り、可能な限り独立して生活しうる能力を取り戻すこと』が目標となります。
加齢とともに、身体が弱ってくれば誰しも自信がなくなってきます。筋力というのは一番わかりやすいもので、強くなればまだまだ自分も老いていないと思えますし、弱れば老いを感じます。筋力は年齢に関係なく、強くもなります。
ポシブルのリハビリでは90歳の方でも運動可能な負荷量に調整し、無理なく独立して生活しうる能力を取り戻していただきます。
- 心疾患があるので、リハビリはやらない方が良いのでは?
心疾患があるからと言って、安静にしすぎるとかえって筋力を含めた全身の機能が低下し、今まで出来ていたことが徐々に出来なくなってしまいます。
可能な限り独立した生活を続けるために、ポシブルのリハビリではある程度心臓の状態が落ち着けば(主治医の先生から許可が出れば)、心臓に負担のかからない負荷量に調整し、無理のないリハビリに取り組んでいただきます。
- 高血圧や膝痛みのある方に、リハビリは危険では?
一般的に高血圧に対しては、適度なリハビリを行うことで血管が拡張して血液の流れが良くなり、血圧が下がると言われています。
マシン等を使用したリハビリは負荷が強く血圧が上昇するのでは?と思われがちですが、ポシブルのリハビリでは間欠的な筋力増強方法(1回ごとに休息を入れる方法:世界的な研究で実証済み)を用い、血圧の上昇を防ぎながら筋力を強くすることが可能になります。
また、膝痛に対しては急性期(炎症がある場合)を除いて膝周りの筋肉を柔らかくして強くすれば関節を守り痛みが軽減します(筋肉のサポーターと言われています)。
ポシブルでは血圧や膝痛の状態に合わせてリハビリを行っていただきます。
- 認知症だから、リハビリは必要ないのでは?
要介護になる要因である認知症の多くは、アルツハイマー病・脳血管性のものとされています。
認知症は脳の糖尿病ともいわれ、全身の代謝異常や生活習慣病の影響が大きいことがわかってきています。
認知症の予防の観点からも、リハビリによる生活習慣病へのアプローチが重要となってきています。
また、軽度の認知症の方に対する認知機能の維持・改善に関しては有酸素運動や二重課題(二つの課題を同時に行う)での運動などが効果を示すものとして勧められています。
ポシブルのリハビリではマシン等を用いた有酸素運動や二重課題に取り組んでいただきます。
- 寝たきりなのに、リハビリで回復するの?
ポシブルのリハビリでは、運動することのみが目的ではなく、その目的や目標は筋力向上・体力向上の先にある生活の安全や自立度向上、さらには社会参加や役割の遂行などに向けて取り組んでいただきます。
一般的に筋力低下というと「力がない」ことだと思う人が大半かと思います。
しかし、運動習慣がない場合や活動量が低下している場合、筋力としては残存しているにもかかわらず、筋肉へ指令が届かないという状態で力が出ないことがあります。
そのため、今ある筋力をどのように動作に結びつけるか(動作改善)に取り組んでいただきます。
- 機能訓練指導員(理学療法士等)が直接実施しないのですか?
デイサービスにおける機能訓練指導員(理学療法士等)の役割はご利用者お一人おひとりの評価とプログラム立案を中心に実施させていただいています(但し、必要に応じて日常生活動作訓練を実施)。
デイサービスにおいて1対1のサービスを行った場合、なかなか効果が得られていないのが現状です。
原因としては、運動の量と負荷にあります。
40人のご利用者様が5時間利用(内1時間休憩)された場合、お一人のご利用者に掛けることができる時間は単純に6分程度となります。
筋力強化やバランス訓練を行おうとすると、週1~2回、6分の運動では到底効果を上げることができません。
ポシブルにおいては、1レッドコード・集団トレーニングでは30~40分、2マシンでも30分以上の運動を平均的に提供させていただいております。
トレーニング中も機能訓練指導員は巡回を行い、トレーニングについてのアドバイスを行うと共に、ケアトレーナと共同して運動を実践いたします。
- 機能訓練指導員による一対一の徒手訓練ではないのですね?
デイサービスにおいて徒手訓練を全く行わないと言うことではありません。
ご利用者の希望がマッサージであるとした場合、その多くの問題の本質は「痛みを軽減してほしい」、「どうせ運動しても良くならないので、少しでも気持ちよくしてほしい」といった事が背景にあると考えます。
痛みを軽減するためには、痛みの原因を評価してアプローチする必要があります。
そのアプローチの方法のひとつが徒手療法と考えています。また、リハ専門職が身体を触って何かをすることにより、対象者はリハ専門職に依存しやすくなります。
通う場所があってプログラムを提供しても、自主性が無ければ場所に対する依存が生まれてきます。つまり、介護保険の主目的である自立支援を行うためにも、主体性を持つような行動変容が必要になってきます。
例えば、膝や腰の痛みを訴えられた場合、姿勢や筋力低下による影響とした場合は筋力強化訓練や姿勢改善のトレーニングが必要となります。筋肉の過剰収縮(肩こり等)によるものであればマッサージやストレッチ、軽度の運動や温熱療法などを用い、過剰収縮を緩和すると共に、過剰収縮となった原因を改善することとなります。
しかし、デイサービスにおいて、1対1のマッサージを行った場合はお一人にかける時間が短くなるため、結果として効果が得られず、ご利用者様の痛みを改善させにくくなります。このため、セルフストレッチやレッドコード・マシン・トレーニング、その他の方法を用いて痛みを緩和できるようにプログラムを立案し実施させていただいております。
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